本文へスキップ
🌴 Bangkok · Thailand 🗓 10月21日(水)
Bangkok Times

✨ タイのいまが、もっと楽しくなる

🛂 ビザ・ファイナンス

出国税1,000バーツの案、在住の日本人も対象 意見の受付は10月29日まで

🗓 2026年10月10日 #出国税#歳入局#意見募集#在住者#空港
出国税1,000バーツの案、在住の日本人も対象 意見の受付は10月29日まで
📷 スワンナプーム空港の国際線のチェックイン(2020年撮影) / kallerna / CC BY-SA 4.0 commons.wikimedia.org
📣 シェア

タイから空路で出国するたびに1人1,000バーツを課す「出国税」の法案について、歳入局が10月29日まで意見を受け付けている。国籍を問わずすべての出国者が対象で、在住の日本人が一時帰国するときも、旅行で来た人が帰るときも払うことになる。案の段階で、いまは徴収されていない。意見は歳入局のサイトにある申込みの画面から出せる。

意見募集のために歳入局が公表した法案の骨子によると、税額は省令で決め、法律の上限は1回5,000バーツとする。最初は空路の出国だけに1回1,000バーツを課し、陸路と海路は免除する。払い方は、航空会社や旅行会社が航空券の代金と一緒に集める形で、券を通さない出国は歳入局長が定める方法で納める。払わなかったときは、税額の2倍の罰金と、月1.5%の延滞の加算がかかる。

空路で免除されるのは、空港の出国旅客サービス料(PSC)を払わなくてよい人と同じ範囲である。2歳以下の子ども、乗り継ぎの区域から出ない乗り継ぎ客、国内線の乗り換えで空港にとどまる客、政府の専用機の乗客、王族や外国の元首と随行の人などで、在住者や長期滞在者を外す決まりは無い。航空会社の乗務員も、仕事で乗る場合は対象外になる。

法律は官報に載ってから180日後に施行する。施行より前に買った航空券なら、出国が施行日のあとでも税はかからない。

タイには、1983年の緊急勅令で出国税を取っていた時期がある。対象はタイ人と、居住を認められた外国人に限られ、空路は1回1,000バーツ、陸路と海路は500バーツだった。外貨が国外へ出すぎるのを抑えるためで、陸路と海路は1986年5月、空路は1991年7月に免除になった。今回の案は対象をすべての国籍に広げる点が違う。財務省が歳入局に検討を指示した理由は、財政の規律を保ちながら、非常時に備えて財政の余裕を持たせるためだと説明されている。

空港ではすでに、国際線で出国する人に1人1,120バーツの出国旅客サービス料がかかっている。空港公社(AOT)が6月20日に730バーツから引き上げた。観光・スポーツ省は、空路で入国する外国人観光客から450バーツを取る案も別に進めている。3つがそろうと、外国人の旅行者は合わせて2,570バーツを払うことになる。

タイホテル協会のティエンプラシット・チャイヤパトラーヌン会長は10月9日、歳入局に反対の意見を出した。観光の競争力を損ない、タイ人の海外旅行も減って便数と座席が減れば、タイに来る旅行者にも響くとして、案を取り下げるか、経済への影響を調べ直すよう求めている。

意見を出すときは、歳入局のサイトの告知から法案の骨子(タイ語と英語で書かれている)を読み、申込みの画面に答える。法律の情報を集めた政府のサイト(law.go.th)でも同じ期間に受け付けている。

Refs.

📣 この記事をシェア

LINE Threads WhatsApp Facebook X

👀 こちらもどうぞ

Related