メコン川に光る船、ナコーンパノムの「ライルアファイ」は26日 3連休は競漕も
日が落ちたメコン川を、灯りで形を描いた大きな船がゆっくり流れていきます。対岸はラオスです。東北タイのナコーンパノムで、雨安居(うあんご)明けを祝う「ライルアファイ(光の船の祭り)」が10月16日から27日まで開かれていて、本番の船の行列は26日(月)の夜です。23日(金)のチュラロンコーン大王記念日からの3連休には、川で長い舟の競漕もあります。
会場は、県庁のまわりと、スントーンウィチット通り沿いのメコン川の岸です。26日は18時に始まり、タイ国政府観光庁(TAT)のナコーンパノム事務所の船を先頭に、県内12の郡を代表する光の船が、20分おきに川へ出ていきます。12隻は美しさと工夫を競い、国王杯を争います。20時には、競争に加わらないナコーンパノム大学の船も出て、最後の郡の船は22時20分の予定です。
本番までの間も見どころがあります。12の干支と、生まれ年が分からない人のための1隻を合わせた、昔ながらの形の光る船13隻が飾られていて、自分の干支の船にお参りできます。16日から26日までは、バナナの幹で作った小さな船や灯明をメコン川に流して、厄を払い、川に敬意を表す昔からの習わしにも加われます。26日の15時には、その締めくくりの儀式があります。
22日から25日までは、長い舟の競漕があります。夜は毎晩、東北タイの歌謡モーラムの舞台やイサーンの人気歌手の出演があり、地元の産品と郷土料理の市、みんなで囲む伝統の食事の席も設けられます。船を作る技の紹介や、県の名高い仏塔プラタート・パノムにささげる踊りもあります。入場料についての案内はありません。
組み立てるなら、競漕と夜の市を楽しめる3連休に出かけて、26日の本番まで残るか、本番の夜に合わせて月曜を休むかです。26日はオークパンサーにあたり、タイ全国で酒の販売が禁じられる日なので、夜の川辺で飲むつもりなら前の日までに楽しんでおきます(10月11日の記事)。
ナコーンパノムへは、ドンムアン空港から国内線が飛んでいます。2025年の発表では、タイ・エアアジアが1日4便、タイ・ライオン・エアが1日2便を飛ばしていました。連休と祭りが重なる時期なので、便と宿は、いまの時刻表と空き具合で早めに確かめておくと安心です。
Refs.