洪水見舞金、14日にバンコクの7万4,962世帯へ 登録を装う偽リンクに警察が注意
国の洪水見舞金が、10月14日にバンコクの7万4,962世帯へまとめて振り込まれる。災害防止軽減局(DDPM)のニラット・ポンシッティターウォン局長によると、この日はバンコクと周辺6県の8万6,303世帯、合わせて6億4,499万5,000バーツ分の名簿を政府貯蓄銀行(GSB)に送り、11時から順に、身分証の番号に結び付けたプロンプトペイ(PromptPay)の口座に入る。同じころ、見舞金の登録を装う偽のリンクも出回っており、警察が注意を呼びかけている。
見舞金は、2026年の雨季の洪水で被災した世帯に閣議決定で払われるもので、浸水した家などは1世帯9,000バーツ、水に囲まれて暮らしに支障が出た家や高層住宅は5,000バーツである。14日に周辺で入るのは、アーントーン、シンブリー、サラブリー、チャチューンサオ、チャイヤプーム、スパンブリーの6県である。
バンコクでは、12日までに3万492世帯、2億2,100万バーツ余りが振り込まれていた。災害防止軽減局のシリトーン・ソムスワン広報部長は12日の会見で、振り込みが済んだ区として、フワイクワーン、プラウェート、バーンケーン、パヤータイ、ブンクム、ワッタナー、サーイマイの7区を挙げた。14日の7万4,962世帯は、それまでの2倍を超える。全国では、13日22時の時点で39都県の30万6,384世帯に、合わせて24億983万6,000バーツが入った。
振り込めなかった世帯もある。広報部長によると、12日の時点で約2,258世帯は、身分証の番号をプロンプトペイに結び付けていないか、亡くなった人の名前で申請していたため入金できず、地元の役所に差し戻した。申請したのに届かないときは、政府のアプリ「タンラット(ทางรัฐ)」の「私の申請」か、災害防止軽減局のサイト(relief.disaster.go.th)で身分証の番号を入れて状況を確かめられる(10月10日の記事)。
国の見舞金とは別に、バンコク都も家の修理や生活費の支援を受け付けている。都のオンラインの申請は12日8時の時点で8万3,268件にのぼり、多いのはラートクラバン区、バーンカピ区、サーイマイ区の順である。申し込まれた支援は、生活費、家の修理、仕事の道具の順に多い。
振り込みが進むなかで、詐欺にも気をつけたい。国家警察のチラポップ・プーリデート警察中将(警察長官補佐)は13日、洪水を口実に、見舞金の登録を装う偽のリンクが送られていると注意を呼びかけた。あわせて、警察官が電話やビデオ通話で取り調べをしたり、銀行口座のお金を確かめたりすることはないと念を押している。
見舞金の状況は、届いたメッセージのリンクからではなく、自分でタンラットのアプリや役所のサイトを開いて確かめるのが安全である。国の見舞金はタイの身分証で本人を確かめる仕組みで、外国人が申請できるかは示されていない(10月5日の記事)。タイ人の家族の名前で申請した人は、家族の口座に入ったかを確かめておきたい。
Refs.
- ฐานเศรษฐกิจ - เงินเยียวยาน้ำท่วม 2569 วันนี้ทยอยโอนเพิ่ม 86,303 ครัวเรือน
- Thai PBS - ปภ.โอนเยียวยาน้ำท่วมรอบ 5 วันนี้ 50,718 ครัวเรือน วงเงิน 378 ล้านบาท
- Thai PBS - เก็บขยะร่มเกล้าแล้ว 5 พันตัน ยอดลงทะเบียนเยียวยาน้ำท่วม กทม. 8.3 หมื่นราย
- The Nation - Thai police report 39 scam arrests at October 13 briefing