16日はバンコク都心でドローン禁止 戦勝記念塔から19キロ、違反は禁錮1年も
10月16日(金)は、バンコクの戦勝記念塔を中心とした半径19キロの空でドローンを飛ばせない。タイ民間航空局(CAAT)が、国際通貨基金(IMF)と世界銀行グループの年次総会の本会議(プレナリー)に合わせて決めたもので、禁止は16日の0時1分から23時59分までの丸1日である。趣味の空撮も仕事の撮影も対象で、許可のない飛行は法律で罰せられる。
禁止の区域は、民間航空局が「VT R1 Bangkok City」と名付けている制限区域である。戦勝記念塔から半径10海里(約19キロ)の円の中で、地上から海抜3,000フィート(約900メートル)までの空にかかる。円の中には、スクンビット、シーロム、サトーン、チャオプラヤー川沿いといった都心が丸ごと入る。
違反すると、航空法78条1項により、1年以下の禁錮か4万バーツ以下の罰金、またはその両方が科される。
例外として、年次総会に直接かかわる飛行は認められることがある。その場合は事前に民間航空局の局長の許可が要り、飛ばす区域、日時、目的を、無人航空機の申請サイト「UAS Portal」から届け出る。あわせて、首都圏警察本部のドローンの担当部署とも調整しなければならない。民間航空局は、区域の安全と秩序を保つための措置だと説明している。
年次総会は10月12日から18日まで、クロントゥーイ区のシリキット国際会議場で開かれており、加盟国の財務大臣や中央銀行総裁らが集まっている。16日は政府がバンコクだけの臨時の休日に決めていて、都内の官庁と銀行の多くが休む(10月12日の記事)。警察は総会の会場や代表団の泊まるホテルなどのまわりでの集会やデモも、10月10日から20日まで禁じている。
16日は、そのまま週末につながる3連休の初日でもある。休みにドローンで街を撮ろうと考えている人は、16日だけは戦勝記念塔から19キロの外で飛ばすか、17日以降に回すことになる。総会の仕事で撮影を受け持つ人は、早めに申請サイトから許可を取っておきたい。
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