バンコクの涼季、最低気温は19〜21度 例年より1週間遅く、暖かい冬に
タイ気象局(TMD)は10月14日、今年の涼季の見通しを出した。バンコクを含むタイの北半分では、例年より1週間ほど遅い10月の第3週ごろに涼季に入り、2027年2月中旬ごろまで続く。バンコクの最低気温は19〜21度、周りの県は18〜20度と見ている。
いちばん冷えるのは12月下旬から2月初めで、北部と東北部の北のほうでは最低気温が10〜12度まで下がり、山の上では寒さが厳しく、霜がたびたび降りる。タイの北半分の最低気温の平均は22〜23度で、平年の19.9度より2度ほど高く、19.6度だった昨年よりも冷えない見通しである。気象局は、エルニーニョ現象が年末にかけて強まり、来年の初めまで続くことを、暖かい冬になる理由に挙げている。
涼季に入っても、すぐに雨がやむわけではない。気象局は、10月は中部と東部でも雨が続き、上流から流れてくる水や満潮が重なれば、急な増水や川があふれるおそれがあるとしている。バンコクとその周辺では、21日から25日にかけて雨が増え、ところにより非常に強く降るとも見ている。南部の東海岸は、11月と12月に大雨が多く、急な増水や土砂崩れに注意が要る。
海も荒れることがある。タイ湾では、ときに2〜4メートルの波が立つ。11月と12月に低気圧や熱帯の嵐ができれば、波は3〜4メートルになり、高潮のおそれもある。年末年始に南部や東部の島へ出かける人は、出発の前に気象局の予報と船の運航を確かめておきたい。
12月と1月は、北部と東北部を中心に朝の霧が出やすい。気象局は、車を運転する人に、見通しが悪くなることに気をつけるよう呼びかけている。チェンマイなど北部の山の上へ行くなら、冷え込みへの備えが要る。
日本から家族や友人を呼ぶ予定なら、いちばん涼しいのは12月下旬から2月初めになる。ただし今年は、その時期も平年ほどは冷えない見通しである。いずれも10月20日時点の見通しによる。
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