カオヤイの森に中谷芙二子の霧 土日は11時半と16時半の10分だけ
森の小道に、白い霧がゆっくりとわき上がっていきます。霧の彫刻で知られる美術家、中谷芙二子さんの作品が、バンコクから車で3時間ほどのカオヤイにあります。屋外の美術館「カオヤイ・アート・フォレスト(Khao Yai Art Forest)」の「フォグ・ランド #48435」(2024年)で、霧が出るのは土日なら11時半と16時半、木曜と金曜は16時半の、いずれも10分間です。
中谷さんは93歳で、1970年の大阪万博から霧の作品をつくってきました。アート・フォレストは2022年に設けられ、公式サイトはバンコクの美術館バンコク・クンストハレ(Bangkok Kunsthalle)と共通です。場所はナコーンラーチャシーマー県パークチョン郡のポンタロンで、カオヤイ国立公園と境を接する36ヘクタールの土地にあります。マンゴー園や畑に使われ、単一の作物で傷んだ土地を、バンコクの造園事務所PLandscapeと一緒に森へ戻している途中です。
園内を巡る道は約2.5キロで、坂や急なところもあります。料金を払えばカートも借りられます。霧のほかにも、タイのアラヤー・ラートチャムルーンスックさんの「トゥー・プラネッツ」、英国のリチャード・ロングさんの「マドリード・サークル」、田んぼに囲まれたルイーズ・ブルジョワの「ママン」などが置かれています。草木を布に写す「フォレスト・プリント」のワークショップは無料で、予約なしで加われます(木・金は13時半〜16時、土日は11時半〜16時)。
開いているのは木曜から日曜で、木曜と金曜は12時半から、土日は10時から、いずれも18時まで(作品を見るための入場は17時半まで)。月曜から水曜は休みです。入場料は大人500バーツ、学生と65歳以上は250バーツで、12歳未満は大人と一緒なら無料です。食事つきの券もあり、アフタヌーンティーつきは750バーツ、昼のコース「バンブー・ジャーニー」つきは1,000バーツ、夕食のコース「フォレスト・テーブル」つきは1,500バーツです(どれも入場料込み)。
車がない人には、フアランポーン駅に近いバンコク・クンストハレから、木曜から日曜に送迎バスが出ます。10時発で、帰りは17時にアート・フォレストを出ます。往復500バーツで入場料は別、席が限られるので予約が必要で、予約したあとの取り消しはできません。いずれも10月17日時点の公式の案内によります。
23日(金)のチュラロンコーン大王記念日からの3連休に出かけるなら、霧を2回見られる土日がねらい目です。11時半の回を見てから昼を食べ、16時半の回で締めくくれば、1日で両方の霧に立ち会えます。モーターウェイ6号線(M6)は、バーンパインからパークチョンまでが金曜の正午から日曜の夜まで無料で走れます(10月13日の記事)。
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