ナナで味わう熱々ヒンカリとワイン スクンビット8のジョージア料理「ARGO」
厚みのあるもちもちの皮をつまみ上げ、中にたっぷり閉じ込められた熱々の肉汁スープをひと口すする。バンコクの中心部にいながら、コーカサス山脈の麓に伝わる家庭料理のぬくもりに浸る時間が過ごせます。スクンビット・ソイ8の静かな通り沿いにある「ARGO Georgian Greek Bar & Grill(アルゴ・ジョージアン・バー&グリル)」では、タイ国内でも珍しい本格的なジョージア料理が楽しめます。
店内に足を踏み入れると、トビリシの歴史ある街角にあるタベルナを思い起こさせる、木とレンガを基調にした温かみのある空間が広がります。近隣で長く親しまれているギリシャ料理店「Avra」のオーナー陣が手がけており、コーカサスから地中海にかけての素朴で力強い食文化を丁寧に伝えています。
看板料理の「ヒンカリ(Khinkali)」は、小籠包の原型とも言われる伝統の水餃子です。スパイスと新鮮なハーブを練り込んだ牛豚の合挽き肉から染み出たスープが皮の中に満ちており、1個あたり約70バーツ(2026年9月27日時点の公式メニューによる)で注文できます。上部の厚い結び目をつまんで持ち上げ、逆さにして皮を少し破ってスープを味わい、そのあとに具と皮を頬張るのが伝統的な食べ方とされています。
もうひとつの外せない名物が、舟形に焼き上げたパン「アチャルリ・ハチャプリ(Acharuli Khachapuri)」(約250バーツ)です。こんがり焼けたパンの中央に塩気の利いたスルグニチーズとバター、生卵の黄身が落とされており、テーブルに運ばれた瞬間にフォークで全体をとろりと混ぜ合わせます。ちぎったパンの端を濃厚なチーズソースに絡めて食べる一口は、一度体験すると忘れられない味わいです。
前菜には、すり潰した胡桃とニンニクのペーストを揚げナスで包んだ「バドリジャーニ・ニグヴィト(Badrijani Nigvit)」や、ほうれん草のペースト「プハリ(Phali)」(約120バーツ)、鶏肉の胡桃ソース煮込み「サツィヴィ(Satsivi)」(約190バーツ)などが並びます。世界最古のワイン醸造地とされるジョージアならではの、素焼きの壺(クヴェヴリ)で熟成されたアンバーワインや赤ワイン(グラス約150バーツから)との相性も抜群です。
店舗の住所は 4/26 Sukhumvit Soi 8 で、BTSナナ駅から歩いて約4分の場所にあります。営業時間は火曜日から金曜日が18時から24時まで、土曜日と日曜日が12時から24時までの通し営業で、月曜日が定休日です。週末のランチタイムからゆっくりワインと料理を楽しみたい日は、電話(088-686-4393)や公式SNSから席を予約して訪れるのがおすすめです。
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