金が3か月ぶり高値 米財務省の買い入れ拡大でドル安進む
🗓 2026年8月22日 #金#相場#ドル安#米財務省#投資
金の国際価格が3か月ぶりの高値を付けた。8月21日の直物価格は1トロイオンス4623.94ドルと2.4%上昇し、5月15日以来の高い水準となった。取引時間中には4631.99ドルまで上げ、米国の先物も2.4%高の4680.60ドルとなった。週間では5%を超える上げ幅である。ほかの貴金属も買われ、銀が2.3%、プラチナが2.8%、パラジウムが0.8%それぞれ上昇した。背景にあるのは米ドルの下落で、5月半ばの安値付近まで戻している。米財務省が長期国債の買い入れを1回あたり20億ドルから40億ドル以上へ引き上げると発表したことで国債の利回りとドルがともに下がり、利息を生まない金の相対的な不利さが薄れた。スコット・ベッセント財務長官が追加の買い入れもありうると示したことも、米国の財政をめぐる懸念とともに金の需要を支えている。相場は200日移動平均線(4513ドル付近)を上抜けており、TDセキュリティーズで商品戦略を統括するバート・メレック氏は、この勢いが続けば次は4700ドルだと述べた。実需では、価格上昇でインドの小売りの買いが鈍る一方、中国の需要は底堅い。ポーランド中央銀行は7月の購入量を7.8トンに減らした。ゴールドマン・サックスは、相場変動に備える金のコールオプションの需要が増えていると指摘している。
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