スワンナプームのGrab乗り場が12レーンに 4桁のPINで乗る方式も
スワンナプーム空港で配車アプリ「グラブ(Grab)」の車に乗る場所が、旅客ターミナル1階の4番ドアの外で12レーンに広げられた。あわせて、到着した人が4桁の暗証番号(PIN)で運転手と落ち合う仕組みが入った。10〜12月の繁忙期には、便名を入れて前もって迎えを頼む「エアポート・ピックアップ」も始まる。グラブ・タイランドが9月21日に発表した。
乗り場は1階4番ドアで、PINで乗る人はA〜Dの区画、事前予約の人はEの区画に分かれる。PIN方式では、アプリで乗る場所に「Grab Pick-up Point」を選ぶと、その場で運転手が割り当てられるのではなく、4桁のPINと待つ区画が表示される。その区画へ行き、待っている運転手にPINを伝えて確かめてから乗る。先に来た人から順に乗る形である。
乗り場で待機している車にその場で乗るので、待ち時間は最大で40%短くなったと同社は説明している。1か月の試験運用で、利用者の98%が5段階で最高の評価を付けたという。乗り場には24時間、係員がいる。
エアポート・ピックアップは、到着便の便名と迎えの時刻を入れて前もって予約する機能である。便の遅れは自動で追いかけて迎えの時刻をずらし、運転手は乗り場で最長15分待つ。取り消しは予約時刻の1時間前まで。GrabCar、JustGrab、GrabTaxiで使える。プーケット、チェンマイ、チェンライの空港では先に始まっていて、スワンナプームでは10〜12月の四半期のうちに始める。
グラブは、空港を運営するタイ空港会社(AOT)が認めた公式の配車サービスである。旅行事業を担当するアリサー・ロートーンパイサーン氏は、スワンナプームの2026年の利用者が6770万人と見込まれ、第4四半期は空港からの配車の依頼が35〜40%増えるとして、それに合わせて乗り場を広げたと説明している。
在住者の使い分けは、次のようになる。日本からの帰りや出張で、着いてすぐに乗りたいならPIN方式で、荷物を受け取ったら1階の4番ドアへ直接向かえばよい。日本から来る家族や来客の迎えを手配しておきたいなら、エアポート・ピックアップが始まったあとの事前予約が使える。便が遅れても、迎えの時刻を自分で直す必要がない。
気をつけたいのは2点である。ひとつは料金で、今回の発表は空港からの運賃にも空港での追加料金にも触れていない。金額はアプリの表示で確かめることになる。もうひとつは開始日で、エアポート・ピックアップは「10〜12月のうち」とされただけで、スワンナプームで使える日はまだ示されていない。
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