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空港鉄道ARLが運行継続へ 1月末まで暫定延長、2月から国鉄子会社

🗓 2026年9月24日 #エアポートレイルリンク#スワンナプーム空港#タイ国鉄#SRTET#バンコク交通
空港鉄道ARLが運行継続へ 1月末まで暫定延長、2月から国鉄子会社
📷 Suikotei / CC BY-SA 4.0 commons.wikimedia.org
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2026年10月1日以降の運行停止が懸念されていたバンコクの空港連絡鉄道「エアポート・レイル・リンク(ARL: Airport Rail Link)」について、タイ国鉄(SRT: State Railway of Thailand)と現在の民間運行会社であるアジア・エラ・ワン(Asia Era One)は、2027年1月31日までの4か月間にわたり現行の運行体制を暫定延長することで合意に達した。これにより、スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi Airport)と都心パヤータイ駅(Phaya Thai)を結ぶ大動脈は、10月以降も運休や減便なく通常運行が維持される見通しとなった。

エアポート・レイル・リンクは、タイの大手財閥CPグループが率いる民間コンソーシアムのアジア・エラ・ワンが、ドンムアン・スワンナプーム・ウタパオの3空港を結ぶ高速鉄道計画(Three-Airport High-Speed Rail Project)の一環として運行管理を担ってきた。しかし、高速鉄道本線の建設や土地引き渡し、共同投資負担をめぐる官民協議が難航した影響を受け、現行の運行契約が2026年9月30日をもって期限を迎えることから、10月以降に運行が打ち切られるのではないかという不安が利用者の間に広がっていた。

今回の合意において、アジア・エラ・ワンは約5億3,300万バーツの運行履行保証金を差し入れることで運行責任を担保する。4か月間の暫定期間中の運営費については、国が月額固定費を支払う方式ではなく、毎日の運賃収入を運行経費に充当する独立採算モデルが採用された。これにより、国側の過度な追加支出を抑えつつ、契約交渉の膠着による公共交通サービスの混乱を回避する現実的な着地点が図られた。

2027年1月31日の暫定期間満了に伴い、2027年2月1日からはタイ国鉄の100%出資子会社であるSRTエレクトリファイド・トレイン(SRTET: S.R.T. Electrified Train Co., Ltd.)が運行と車両保守の全権を正式に引き継ぐ体制が固まった。SRTETは現在、バンコク北部を結ぶ都市鉄道「SRTレッドライン(Red Line)」の運行を手掛けており、鉄道システムの運用体制や乗務員の訓練実績を有している。この4か月間の移行猶予期間を活用し、車両保守データや運行指令システムの引き継ぎが段階的に進められる。

スワンナプーム空港と都心を行き来する在住者や旅行者にとって、切符の購入方法や運行ダイヤに一切の変更はない。始発列車は毎日早朝5時30分、最終列車は深夜24時まで運行され、全8駅(スワンナプーム、ラッカバン、タップチャーン、フアマック、ラームカムヘン、クロンタン、マッカサン、パヤータイ)を約26分で結ぶ。片道運賃も初乗り15バーツから最高45バーツの現行設定が維持される。マッカサン駅でのMRTブルーライン接続やパヤータイ駅でのBTSスクンビット線接続もこれまで通り利用できる。

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