タイ航空、火山灰でジャカルタ便4便を欠航 空港は7日朝まで閉鎖
9月6日から7日にかけて、インドネシアのアナック・クラカタウ火山噴火に伴う火山灰の影響により、タイ国際航空(THAI)はバンコク・スワンナプーム国際空港とジャカルタ・スカルノハッタ国際空港を結ぶ定期便4便の運航を取りやめた。同社は対象便の予約を持つ乗客に連絡し、通常の運送約款の範囲で振り替えなどの対応を取っている。
欠航となったのは、9月6日に運航予定だったスワンナプーム発ジャカルタ行きのTG433便(午前8時発)およびTG435便(午後2時20分発)と、ジャカルタ発スワンナプーム行きのTG434便(午後0時35分発)およびTG436便(午後7時発)の計4便である。インドネシア西部のスンダ海峡に位置するアナック・クラカタウ火山が9月5日夜から活発な噴火を繰り返し、上空に噴出した火山灰の雲が航空路およびジャカルタ周辺の空域へ拡散した。これを受けて現地当局は空港の離着陸を一時的に制限し、各社で計200便以上の欠航や遅延が発生した。
航空機のジェットエンジンは高温の火山灰を吸い込むと内部でガラス化し、重大な推力喪失や計器障害を引き起こす危険がある。タイ航空は運航の安全確保を最優先とし、機体の安全点検と気象レーダー情報の精査を行った上で即時の欠航措置を決定した。ジャカルタ線は東南アジア域内のビジネス出張者や乗り継ぎ客が多く利用する基幹路線であり、急な運休により多くの渡航者が旅程の変更を余儀なくされている。
タイ航空は影響を受けた乗客に連絡し、通常の運送約款にもとづいて対応している。振り替えは空席の状況によるため、同一区間の別日程や別経路に移れるかどうかは便ごとに異なる。手数料や払い戻しの扱いは購入した運賃の条件で決まるので、券面の種類を手元で確かめたうえで問い合わせるのが早い。
ジャカルタ方面への渡航を予定している人や、現地からの帰国便を予約している乗客は、空港へ向かう前にタイ航空の公式Webサイト内の運航状況(Flight Status)ページや公式モバイルアプリで最新の発着情報を確認する必要がある。日程変更や払い戻しの手続きは、タイ航空の24時間対応コンタクトセンター(電話番号 02-356-1111)や市内の発券カウンター、または航空券を購入した旅行代理店で受け付けている。現地の火山活動の推移によっては今後の便にもスケジュール変更が生じる可能性があるため、出発直前まで動向を注視しておきたい。
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