バンコクがデータセンター3件を差し止め ラマ9では軽油20万リットルで告発
バンコク都(BMA)は、計画されていたデータセンター3件の手続きを止め、安全のきまりを作り直す作業に入った。あわせて、ラマ9通りの施設については、許可なく軽油20万リットル以上をためていたとして、エネルギー事業局が9月3日に警察へ告発した。
告発された施設は、ラマ9病院に隣接する人口の多い区域にある。非常用発電機のための燃料として、20万リットルを超える軽油をタンクに置いていた。燃料の管理に関する法律で必要な許可を取っていなかった。適用されるのは1999年の燃料管理法第65条で、2年以下の拘禁、20万バーツの罰金、またはその両方が定められている。
きっかけは住民の訴えだった。近くに住む人や商店の経営者から、油のようなにおいが2か月以上続いているという届けが出ていた。雨が強いときににおいが濃くなり、めまいや吐き気が出たという訴えもあった。検査官は軽油をすべて取り除くよう命じ、後日の確認でタンクが空になっていることを確かめている。
差し止めのほうは、2021年から2022年にかけて出された単独型のデータセンターの申請6件のうち、2022年から2023年に認められた3件を除く残りの3件が対象である。ラムカムヘン通り28番路地とラマ9地区の名前が挙がっている。都は、エネルギー省、首都電力公社(MEA)、首都水道公社(MWA)と組んで、新しいきまりを作っている。
対象になるのは、燃料タンクの容量、土地の用途と立地、電力の使用量、水の使用量、環境への配慮である。挙げられている懸念は具体的で、ラムカムヘンの施設は40万〜50万リットルの軽油をためる計画だったが、許可されている上限は20万リットルだった。発電機の試運転の音は、その後に昼間へ移された。水は、いちばん大きい施設で月におよそ7,800立方メートルを使う。電力は1施設あたり20メガワット前後の容量で、実際の使用は8メガワットほどである。都市の気温が上がることも挙がっている。
バンコクにはこのほか、企業が自社用に持つ古い施設が30〜40か所あり、燃料の保管について許可を受けている場所は56か所ある。
これまでデータセンターは倉庫として扱われており、厳しい要件を通らずに建てられていた。8月13日に、都が正式な定義を設けている。新しいきまりがいつ固まるかは示されていない。
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