ターク県の国立公園で新種の植物2種 タイの記録は35種に
🗓 2026年8月21日 #新種#国立公園#ターク県#植物#生物多様性
タイ北西部ターク県メーラマート郡のクンパウォー国立公園で、植物の新種2種が見つかった。イワタバコ科ディディモカルプス属の「ディディモカルプス・ニウェウス(Didymocarpus niveus)」と「ディディモカルプス・ウィライワニアエ(D. vilaiwaniae)」で、後者にはタイ語で「ムアン・シー・アヌサーン」の名も付いた。ニウェウスは長さ約3.5センチの漏斗状の白い花をつけ、種小名は花冠の雪のような白さに由来する。ウィライワニアエは、チェンマイ大学の植物標本庫(CMUB)を設立したウィライワン・アヌサーンスントーン准教授にちなむ。調査は国立公園野生動植物保全局(DNP)のウォーラドン・チャムチュムルーン博士が率い、ナレースワン大学のプラニー・ナンガム博士、同公園のサムリット・ムアンマイトーン所長、英エディンバラ王立植物園のデービッド・ミドルトン博士、ソムラン・スッディー博士が加わった。標本は2011年と2024年に採取され、森林標本館で保管されている。成果は学術誌「タイ・フォレスト・ブレティン(植物学)」の54巻2号128〜149ページに8月19日付で掲載され、同属の新種10種がまとめて記載された。これによりタイで記録されたディディモカルプス属は35種になった。2種はいずれも情報不足(Data Deficient)と暫定的に評価され、野生での個体数を把握するにはさらに調査が要る。DNPは8月20日、公式フェイスブックに写真を公開した。
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