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スワンナプームの入国自動化ゲート、日本のパスポートも対象に 33か国・地域へ拡大

🗓 2026年9月30日 #自動化ゲート#スワンナプーム#入国審査#TDAC
スワンナプームの入国自動化ゲート、日本のパスポートも対象に 33か国・地域へ拡大
📷 英ロンドン・ガトウィック空港の入国の自動化ゲート(2014年撮影) / Elliott Killingbeck / CC BY-SA 3.0 commons.wikimedia.org
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スワンナプーム空港の入国審査で、日本のパスポートを持つ人も自動化ゲートを通れるようになった。入国の自動化ゲートを使える外国人は、これまでシンガポールと香港の旅券を持つ人に限られていたが、9月下旬から日本、韓国、英国、オーストラリアなど33の国・地域に広がった。日本から来る家族や友人、出張者も、係官の窓口の長い列に並ばずに済む場合がある。ただし、初めてタイに入る人は使えず、到着の前にデジタル入国カード(TDAC)を出しておく必要がある。

自動化ゲート(Automated Border Control、ABC)は、旅券と、以前の入国で登録した生体情報を機械で照合し、係官の対面の審査に代える仕組みである。1人あたりの審査は平均24〜30秒で済むとされる。スワンナプームでは、出国の自動化ゲートはすでに90を超える国の電子旅券を受け付けており、今回広がったのは入国の側である。

対象の33の国・地域は、日本、韓国、シンガポール、香港、マレーシア、アラブ首長国連邦、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スイス、オーストリア、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ポーランド、チェコ、スロバキア、スロベニア、ハンガリー、ギリシャ、ラトビア、マルタ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドである。米国、中国、台湾、インドは入っていない。

広げることを打ち出したのは、スパジー・スタムパン副首相兼商務相である。8月17日に観光・スポーツ相らと空港を視察し、入国審査の混雑への手当ての一つとして、入国の自動化ゲートをタイ人とシンガポール、香港の3つから広げるとした。対象は、ヘンリー・パスポート指数をもとに、入国を拒否された例が少なく、安全上の心配が小さい国・地域から選んだという。

背景には入国の列の長さがある。スワンナプームには閑散期でも1日に7万〜7万5,000人が到着し、14時から17時には1時間に5,000〜6,000人が集中する。繁忙期には1日8万5,000〜10万人に増える見込みで、政府は、到着する人のおよそ半分を自動化ゲートに回せるとみている。

ゲートの数も増える。スワンナプーム空港のキッティポン・キッティカチョーン空港長によると、空港には出入国を合わせて106台の自動化ゲートが置かれており、さらに16台を足して122台にする。足す時期は明らかにしていない。

使うための条件は2つある。1つは、到着の前にTDACを出しておくことである。もう1つは、同じ旅券で以前にタイへ入国していることで、初めての人は、生体情報を登録するために従来どおり係官の窓口に並ぶ。ゲートは段階を追って切り替えているため、対象の国の旅券でも、その場で窓口に案内されることがある。

日本から人を迎える予定があるなら、TDACを出発前に済ませておくよう伝えておきたい。TDACは無料で出せるが、手数料を取る偽のサイトに誘われる被害が出ているとして、政府は8月にも注意を呼びかけていた。

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