首相が豪州で「タイ・ファストパス」を紹介 進出の窓口を一本化
🗓 2026年8月20日 #タイ・ファストパス#BOI#対外投資#オーストラリア#アヌティン首相
アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は8月17日から19日までオーストラリアを公式訪問し、外国企業の進出手続きをまとめて扱う投資委員会(BOI)の窓口「タイ・ファストパス」を紹介した。案件ごとに担当を1か所に定め、許認可の遅れや規制上の障害を解消する仕組みである。18日にシドニーで開かれた投資・ビジネス提携の会合と商談会には豪州企業が参加し、生産拠点をタイに置く意向を示した企業が複数あったという。アヌティン氏は、会談の場で事業拡大を決めたと伝えてきた企業がいくつもあったと述べ、政治情勢の安定と物流網への信頼が背景にあると説明した。2026年上半期にタイが受け付けた投資奨励の申請は約1兆4700億バーツ(およそ600億豪ドル)にのぼる。会談では、豪州で働くタイ人の就労ビザの有効期間が短すぎるとの指摘も出た。アルバニージー首相がこれを受け止め、両国の労働相が対応を検討することになった。豪州のタイ料理店で調理人が不足している事情もあり、タイ側は正規の経路で技能のある人材を送り出せるようにしたい考えである。このほか、豪州側から航空燃料の確保について打診があり、ディーゼルの生産が多く在庫に余裕のあるタイは、正式な要請があれば輸出規制の緩和を検討するとした。輸出量や時期は示されていない。
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