タイ政府がAIを1年間無料開放 500万人分、対象はタイ国籍者
🗓 2026年8月21日 #TH-AIパスポート#生成AI#デジタル経済社会省#無料開放#デジタル政策
タイ政府は、生成AIの有料版を1年間無料で使えるようにする事業「TH-AIパスポート(TH-AI Passport)」の事前登録を8月19日に始めた。運営はデジタル経済社会省(DES)傘下の国家デジタル経済社会委員会事務局(ONDE)で、専用の基盤「AiPASS」を通じ、14社以上が提供する30を超えるAIモデルを使えるようにする。対象にはオープンAI、グーグル、マイクロソフト、アンソロピックの製品が含まれる。定員は500万人で、登録できるのは15歳以上のタイ国籍者に限られ、代理での登録は認められていない。手続きはde.aipass.netで受け付け、グーグル・マイクロソフト・アップルのいずれかのアカウントと、本人確認のためのThaIDまたはタンラットのアプリが必要になる。公式の開始式典は8月28日、一般の利用開始は8月31日で、提供は2027年8月31日までである。11月30日までに登録した利用者は「クリエイター」の区分になる。最初の30日間は全員が無料で使え、その後も使い続けるには用意された96本の講座を受けて単位を得る仕組みである。反応は早く、受付初日の半日で30万7425人が登録した。チャイチャノック・チッチョープDES大臣は定員に達するとの見方を示している。一方、事業費は約16億バーツで、デジタル経済社会開発基金から支出される。入札の公告から締め切りまでが34日と短かった点について、野党のパウット・ポンウィタヤパヌ議員は通常は3〜6か月かかると指摘し、国家汚職防止委員会(NACC)にも申し立てが出ている。アヌティン首相は事業の意義を強調している。
Refs.
- The Nation - Anutin backs TH-AI Passport in 5m-user push amid scrutiny
- The Thaiger - Thailand’s AI Passport is now open: free access to 30 AI tools for Thai nationals
- Thai Examiner - TH AI Passport artificial intelligence to go live on August 28th with strong public demand says Minister
- The Nation - TH-AI Passport tender faces scrutiny over 1.6bn-baht project