オンライン詐欺が8か月で半減 エスクロー決済の導入を検討
🗓 2026年8月21日 #オンライン詐欺#デジタル経済社会省#エスクロー#消費者保護#TikTok
タイのオンライン詐欺が、およそ8か月で5割以上減ったとデジタル経済社会省(DES)が明らかにした。チャイチャノック・チッチョープ大臣は、政府と民間、市民の協力によるもので、とくに資金の流れを追い、詐欺に結びついた資金洗浄を断ち切ったことが効いたと説明した。ただし出発点にすぎないとも述べている。同省は次の対策として、代金を第三者が預かり、購入者が商品の受け取りを確認するまで支払いを保留するエスクロー型の決済の導入を検討する。あわせて、偽の店舗を防ぐために各プラットフォームの本人確認(KYC)を強化し、不審な出品者を検知して対処する仕組みを求める。被害は依然として大きい。2026年上半期にタイの消費者が詐欺で失った額は約90億バーツにのぼり、確認された事件は17万件を超えた。1件あたりの平均被害額は5万2000バーツである。民間の取り組みも動いており、TikTokは13団体と組んだ3層の啓発の枠組みを始めた。1層目はAIや偽動画を使った手口への注意でDES、警察の中央捜査局(CIB)、国家サイバーセキュリティ庁(NCSA)などが担い、2層目は安全な買い物と消費者の権利、3層目は投資詐欺や送金の手口を扱い、タイ中央銀行や証券取引委員会(SEC)、特別捜査局(DSI)が加わる。
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