ワット・ポーを望む屋上バーつき ターティアンに6階建てのタイ中華
王宮とワット・ポーのあいだ、ターティアンの路地に6階建ての飲食店が現れました。名前は「ミット・ストリート(Mitr Street)」。中華粥の老舗「ルアイミット・カオトム・クイ」の一家が手がけた店で、旧市街のタイ中華を、火と中華鍋を前面に出して組み直しています。住所はプラナコーン区ターティアン、ソイ・ター・スパン119番地。営業は毎日11時から22時までです。
この一帯は寺と市場の街で、夜になると静まります。遅くまで開いている食事どころが少なく、ワット・ポーを見たあとに行き場がない、というのがこれまででした。22時まで通しで開く店ができたことで、夕方から夜にかけての過ごし方が変わります。
品書きには本店から移ってきたものが並びます。牛肉を炒めた「ペンヨウ」、ナンプラーで締めた海老の刺身「ウラック・ラウォイ」、タラートプルー式の揚げニラ餅、そして「ルアイミット・ママ火鍋」。新しく加わったものとしては、赤い炭火で焼く鶏、クリーミーな蟹の卵焼き、蟹のチャーハン「マハーミット」があります。粥の店から始まった一家だけあって、米と麺の扱いが中心にあります。
上の階には「タイキ・ルーフトップバー」が入っています。ここからワット・ポーとチャオプラヤー川が見えます。タイ中華をかたどったカクテルを出し、土曜と日曜は18時から21時までDJが入ります。川沿いのバーはバンコクに数多くありますが、寺の甍を正面に見る高さは限られています。
使い方としては、夕方に寺を回ってから降りてきて、1階から上へ上がるのが自然です。日が落ちる前に屋上へ着けば、明るいうちの寺と、灯りが入ったあとの寺を続けて見られます。土日は音が入るので、静かに飲みたい日は平日を選ぶとよいでしょう。
行き方は、MRTブルーラインのサナームチャイ駅から歩けます。船で行くなら、チャオプラヤー・エクスプレスボートのターティアン船着場が目の前です。川を渡ってワット・アルンへ行く渡し船も同じ船着場から出ているので、対岸と組み合わせた半日の行程にも収まります。
なお、この界隈は道が細く、車で入ると停める場所に困ります。船か地下鉄で来て、歩いて向かうのが確実です。
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